活動報告&情勢学習会を行いました。

b0135979_17213326.jpg1月23日(日)福岡めざす会は、活動報告&情勢学習会を開催しました。
(福岡健康づくりセンターあいれふ講堂:13:30~16:00)
参加者:約80名


 今回の集会は、基本合意から1年が経過し、新しい制度の議論も深まるこの時期に会員のみなさんと運動の課題を共有することを趣旨に企画しました。福岡めざす会の集会としては、昨年6月の結成集会以来の集いでもあり、活動の報告も併せて行わせていただきました。
冒頭にて、福岡めざす会の世話人代表の石松周さんより、会へのより一層のご支援へのお願いも兼ねて開会の挨拶をしました。福岡弁護団の中村博則弁護士からは特別報告として、基本合意後の訴訟団の活動の総括がなされました。基本合意の履行の状況報告としては、支援者の方々に見通しの明るい報告ばかりとはなりませんでしたが、元原告の平島龍磨さん、山下裕幸さん、敷島篤子さん(敷島祐篤さん母)からも、定期協議への参加報告などが行われ、参加された方々からは「福岡めざす会の活動状況が分かって良かった。」という声が多数聞かれ、めざす会の活動を支援者に定期的に伝えることも運動を組織していく上で大切だと再認識しました。




情勢学習会では、熊本学園大学の高林秀明准教授に「障害者と家族の労働・生活を保障する新制度実現にむけた運動の課題」というテーマで、制度改革を進めていく中で必要な視点について約1時間の講演をしていただきました。新法制定に向けては、制度改革推進会議において「第2次意見」が出され障害者基本法の抜本改正の動きが活発化しています。私たちの最終目標である障害者自立支援法に変わる新しい法律づくりも、障害者基本法がどのように改正されるのかにかかっているといえます。高林准教授は、「社会福祉は生活問題の最終的対応であり、課題を広く受け止めながら、基本的な制度の拡充に押し上げていく運動的側面が不可欠である。」と講義されました。また、制度改革の関わる「第2次意見」の基本的施策関係について関係者団体から提言をいただきました。福岡市精神保健福祉協議会会長の西村和徳さんからは、「精神障害者に係る地域移行の促進と医療における適正手続きの確保」に対しソフト面、ハード面をの両面からの環境整備が地域移行の課題であるとの見解を示されました。また、社会福祉法人葦の家福祉会葦の家の友廣道雄施設長からは、障害者が地域で暮らしていくことへの支援について、制度的にたいへん厳しい実態を話され、ニーズと制度には大きな矛盾があり、実態を把握した上で制度を大きく解消していくことの必要性が示されました。
障害者問題を構造的に捉え、権利として社会保障制度の充実を図るために学習し、地方からも声をあげていくことが大切だと共通の認識を持てる集会になりました。
福岡においては、2月12日に制度改革地域フォーラムが予定されており、地域フォーラムに私たちの意見を届けていき、みんなで成功させていきたいと思います。
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by ymce | 2011-01-26 17:44 | めざす会の活動
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